4.会社登記は簡単にできちゃうんです!『会社設立freee』恐るべし!!!

私は無料のクラウドソフト,会社設立freee をフル活用して、自分の会社を設立しました。本当によくできたソフトです。作った人は天才です。実際にやってみて分かった手順や注意点を、これから設立を考えている方の参考になるよう簡単にまとめます。

★手続きの流れ

最終的に、私は以下の4つの機関に出向きました。いずれも人生で初めてです。初めてって緊張しますが,年を取るとそれもまた楽しい!

公証役場:定款認証のために

※横須賀公証役場へ行きました。公証人は元裁判官や判事だったりします。定年は70歳とのこと。直前に離婚公正証書でもめたみたいですが,こちらは予約時間通りに始まり,20分ほどで完了しました。

・法務局:会社設立登記のため,及び登記後の登記事項証明書及び印鑑登録のため(計2回)

※横浜地方法務局へ行きました。警備員さんに入館証をもらい,緊張しながら予め印刷した書類みてもらい,OKということで,同じフロアで購入した印紙を貼って提出しました。入ってみると,八百屋のおじさんみたいな人たちが結構いました。2回目の訪問(登記が完了したとのはがきが届いてから訪問)では千円ちょっとで作った代表取締役印の登録もすぐできました。

・年金事務所:社会保険関連の届出

※横浜中央年金事務所へ行きました。年金の手続きなのか,とても親切に添削してくれて,いろいろアドバイスも頂きました!その後もGビズIDの登録方法や使い方など電話で時間をかけて教えてくれました。

・税務署:法人設立届出書(国税関係)

※横浜南税務署へ行きました。いつも買い物をするショッピングセンターの近くにあります。駐車場は無料。受け付け3秒で即受理されました

さらに、法人市民税や法人県民税に関しては、横浜市(法人課税課)と神奈川県(県税事務所)へ法人設立・開設届出書を郵送 で提出しました。これで法人税務関係の届出が一通り完了しました。

freee会社設立で自動作成される各種ドキュメント(PDF)を、近くのコンビニで印刷するだけで済んだので、書類準備は簡単です。

実印:代表取締役印は Amazonの「実印道場」ブランド で、1,181円 で作成。格安です!

★法人用銀行口座:GMOあおぞらネット銀行にしました。都市銀行などはどうしても郵送手続きが必要で時間がかかります。GMOあおぞらネット銀行は速かったです。そして,税金や社会保険料の支払いをネット上(ペイジーなど)で全て完結できるのでとても便利です。振り込み(例えば役員報酬など)手数料も安いです。

★資本金: 30万円、1株1万円で30株発行の「ひとり社長」体制にしました。

★会計年度:会社を3月中旬に設立しましたが、会計年度は1月~12月 にしました。
4月~3月にすると、税務署の繁忙期や個人の確定申告の時期とも重なってしまうためです。

★役員報酬:役員報酬は扶養家族の人数などによっても変わりますが、私(扶養家族ゼロ)の場合は10万円に設定すると源泉徴収税がゼロ になります。もし設定額が高いと、納期の特例を利用しても年2回(7月10日と翌年1月20日) に税金を納める必要があり、その手間を避けることができます。税金を払わないなんて,そんなことが自分の人生で起こりえるなんて思ってもみませんでした。もちろん、会社が大きく儲かるなら役員報酬を増やす選択肢もあります。この点については、YouTubeなどで数多く解説されていますし、

こうして私はスムーズにひとり社長 をスタートさせることができました。

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