5.税理士抜きで決算までやってしまえ!

本当にそんなことができるんだろうか?結論から言えば,以下の3つのクラウド型ソフトがあればできます。いや,実際,経理の知識がゼロの理系(生物学系)人間の私にもできました。

★クラウド会計ソフト⇒会計freee会計を利用

★クラウド税務申告ソフト⇒申告freeeを利用

★クラウド人事労務ソフト⇒人事労務freeeを利用

マイクロ法人を立ち上げると、会計・税務・労務をすべて自分で対応する必要があります。
初めて経理に取り組む立場として、実際に「会計 freee」「申告 freee」「人事労務 freee」を使ってみた感想をまとめます。

会計 freee ― 制度改正対応の安心感

2024年度に始まった定額減税。通常であれば給与計算や控除処理を自分で計算式を作って調整する必要があります。しかし会計 freee・人事労務 freeeは早い段階で対応しており、自動計算に反映されていました。特に小規模法人では「制度改正にどう対応するか」を調べる時間も限られています。その点で、システム側がアップデートされることによる安心感は大きいと感じました。

人事労務 freee ― 社会保険料計算の信頼性

法人設立後、初めて年金事務所から社会保険料の納付書が届きました。人事労務 freeeで算出した金額と、実際に通知された金額が完全に一致。社会保険料は金額が複雑で不安になりやすい部分ですが、計算結果が通知と合致したことで「このシステムを基準にして問題ない」と判断できました。計算やチェックにかかる工数を大幅に削減できる点は実務的なメリットです。

申告 freee ― 複雑な決算を一人で完結

初年度の決算は、法人税・消費税をはじめ多くの申告書類を準備する必要があり、相当な負担を覚悟していました。しかし申告 freeeでは、会計データを取り込み、画面の指示に従って入力を進めるだけで、必要な帳票や添付書類が自動生成されます。実際に丸一日かかりましたが、税理士に依頼せずに電子申告まで完了。作業量は多いものの「一人で対応できる仕組みが整っている」と実感しました。

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